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Foreigners working in Japan日本で働く外国人

少子高齢化の影響で企業での人手不足が深刻化しています。
特に、中小企業における人手不足は深刻な問題です。
さらに生産年齢人口が、1997年から1000万人減っています。
ですが、現在日本で働く外国人が増えいています。
コンビニや飲食店などでは特に多くの外国人が働いています。

現在、日本で働く外国人は約146万となり、この5年間で8割近く増加しました。

国別で見ると、第1位が中国が29.1%、続いて第2位がベトナムが18.8%でそして
フィリピンが第3位の11.5%となります。
業種別に見ると、「製造業」(工業製品メーカーや印刷業者、機械工業、繊維工業、食品工場)
が23.5%と多く、次に16.8%で「卸売業・小売業」(産業用商品や物資使用事業所)で、
「宿泊業・飲食サービス」が14.3%「その他のサービス業」として派遣や
ビルメンテナンス業を行う業務が7.9%という統計が出ています。
また、 外国人労働者を雇用している事業所全体の56.7%が「従業員数30人未満」であり、外国人労働者全体の34.0%を占めています。

How much has the number of foreign workers increased?外国人労働者はどれくらい増えたのか?

5年間で2倍に倍増、146万人 全就業率の2%

人数
2008年 48万人
2009年 56万人
2010年 65万人
2011年 68万人
2012年 69万人
2013年 71万人
2014年 78万人
2015年 90万人
2016年 108万人
2017年 127万人
2018年 146万人

※ 厚生労働省参照



日本で働く外国人労働者は2018年10月末時点で146万人。
5年前は71万人で、ほぼ2倍に増えた。
全就業者に占める割合は2%だが、コンビニや工場などで働く
外国人を目にすることが多くなった。

What country is the foreign worker from?外国人労働者の出身国は?

中国がトップ、ベトナムは5年で9倍

割合
中国 26.6%
ベトナム 21.7%
フィリピン 11.2%
ブラジル 9.2%
その他 31.3%

※ 厚生労働省参照

国籍別では中国が全体の38万人と3割を占めトップだ。続いて、31万人のベトナム、16万人のフィリピン、12万のブラジルと続く。
働いている業種は製造業や小売り、飲食など幅広い。特に、ベトナムについては、5年間で9倍と伸び率が最も大きい。近年では、インドネシアやネパールからも増えている。

What is the status of residence with a large number of people?人数が多い在留資格は?

技能実習と留学生で全体の約4割

項目 割合
身分に基づく在留資格 33.9%
資格外活動
(主に留学生アルバイト)
23.5%
技能実習 21.1%
専門的・技術的分野 19.0%
特定活動 2.5%

※ 厚生労働省参照

在留資格別にみると、「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」、「定住者」といった「身分に基づく在留資格」が最も多い。
次いで多いのが「資格外活動」で来日する留学生だ。就労が主目的ではないが、飲食店やコンビニでバイトとして働くケースが多い。
ブラジルでは「身分に基づく在留資格」の割合が 99.0%、その 内訳をみると「永住者」の割合が最も多い。
ベトナムは「技能実習」と「資格外活動(留学)」で占めている。インドネシアは技能実習が60%を占めており、ネパールでは、「資格 外活動(留学)」が 54.6%を占めている。

What about foreign employment by industry?産業別外国人雇用は?

宿泊業・飲食業・建設業が増えている

業種 割合
製造業 21.4%
卸売業・小売業 17.0%
宿泊業・飲食業 14.5%
建設業 9.4%
サービス業 8.1%
情報通信業 4.6%
医療・福祉 4.6%
教育・学習支援業 2.8%
その他 17.6%

※ 厚生労働省参照


産業別の割合をみると、「製造業」が 21.4%、「卸売業、小売業」が 17.0%、 「宿泊業、飲食サービス業」が 14.5%の順となっている。 各産業の占める割合を見ると、「製造業」は前年同期比で 0.8%減少し、「卸売 業、小売業」は同 0.1%減少。一方で、「宿泊業、飲食サービス業」は前年同期比 で 0.2%増加、「建設業」は同 0.8%増加となっている。

What is the ratio of foreign employment by business location?事業所別外国人雇用の割合は?

30人未満の事業所が、全体の約6割

人数 割合
30人未満 58.8%
30~99人 18.5%
100~499人 11.7%
500人以上 4.0%
不明 7.0%

※ 厚生労働省参照

事業所規模別の割合をみると、「30 人未満」規模の事業所が最も多く、事業所 数全体の 58.8%を占めている。事業所数はどの規模においても増加しており、特に、「30 人未満」規模の事業所 では前年同期比で 13.8%増と、最も大きな増加率となっている。

Main work contents of dispatched workers外国人派遣労働者の主な仕事内容

業種 詳細
製造業 ライン作業・仕分け・加工
飲食業 ホール・キッチン・販売・バックヤード
運送業 経理・梱包作業
小売業 販売・接客・レジ
清掃業 ビル・ホテル・旅館の清掃全般
物流倉庫 検品・仕分け・品質管理・ピッキング
オフィスワーク 通訳・翻訳・事務・人事・会計
農業 耕種農業全般 ・畜産農業全般
漁業 漁業・養殖業

Foreigner retention rate外国人の定着率

外国人は、ビザの関係もあり、やっとの思いで得た仕事をそう簡単に辞めることはできない。
最近の傾向は日本人社員の転職率より外国人社員の定着率が高い傾向になります。 
外国人が働く上で重点を置いているものは、以下のようになっています。 

1. 金銭的な条件
2. 将来的なビジョン
3. 勤務時間
4. 人間関係
5. その他